| リンク | 問い合わせ | トップページ |
ニュース JSOCとは 科学オリンピックとは 国際大会への挑戦 広報活動

平成22年度
「国際科学オリンピックシンポジウム」

■開催日時: 2010年8月18日(水) 13:30〜17:00
■開催場所:東京大学安田講堂
■対 象:中高校生とその保護者、教育関係者
■参加人数:650名
■参加費:無料

プログラム

13:30〜13:35 開会挨拶
【第1部】
13:35〜14:35 基調講演 「憧れと感動、そして志」
ノーベル化学賞受賞者 野依 良治
14:35〜15:20 パネルディスカション
出演者 東京大学  渡辺 正
東京大学  松田 良一
国際科学オリンピック代表選手5名
【第2部】
15:30〜17:00 (1)サイエンスショー「宇宙観る(そらみる)」
(2)ワークショップ(定員制)
    ●中・高校生向けコース
  • 【化学】何が入っているのかな?−未知試料の分析−
    対象:高校1〜3年生 定員:30名
  • 【生物学】葉っぱは「本当に」&「どうして」緑なの?
    対象:中学1〜3年生 定員:40名
  • 【物理】プランク定数を測定しよう!
    対象:高校1〜3年生 定員:30名
  • 【情報】アルゴリズムを体験してみよう!
    対象:中学1年生〜高校3年生 定員:30名
  • 【地学】海岸の砂の鉱物を特定しよう!
    対象:中学3年生〜高校3年生 定員:12名
    ●教育関係者・保護者向けコース
  • 【化学】俯瞰的視点による科学的リテラシーの向上
  • 【物理】「考える力」を育む1冊を見いだす視点
  • 【生物学】国際生物学オリンピックから見える日本の生物教育の特殊性
主  催日本科学オリンピック推進委員会
特別協賛独立行政法人科学技術振興機構
協  力 国際科学オリンピックシンポジウム実行委員会、化学オリンピック日本委員会、財団法人数学オリンピック財団、物理チャレンジ・オリンピック日本委員会、「夢・化学-21」委員会、日本化学会化学教育協議会、特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会、国際生物学オリンピック日本委員会、特定非営利活動法人地学オリンピック日本委員会、財団法人日本科学技術振興財団
後援文部科学省、文京区、数学連携宇宙研究機構、東京大学大学院理学系研究科・理学部

開催結果報告

 8月18日(水)、日本科学オリンピック推進委員会(JSOC)は、東京大学安田講堂に於いて、平成22年度「国際科学オリンピックシンポジウム」を開催しました。同シンポジウムは、第一部が基調講演とパネルディスカッション、第二部がワークショップおよびサイエンスショーで構成され、夏休み中の中・高校生を中心に、保護者、教育関係者等、多数の参加者を集めました。

 第一部では、JSOC理事であり、化学オリンピック日本委員会委員長の野依良治 理化学研究所理事長が「憧れと感動、そして志」と題して基調講演を行った後、歴代の5人の科学オリンピックメダリストが出席して、「世界の才能が伝える、国際科学オリンピック―メダリストに聞きたいこと、メダリストが伝えたいこと―」と題したパネルディスカッションを行いました。
 野依氏は、小学校時代両親が湯川秀樹博士と懇意にしていたこともあり科学に憧れ、中学校時代、空気と水と石炭からナイロンを合成する化学の力に感動し、科学者を志したという自らの体験を紹介。講演後半では、「科学研究とは果てしなく続く『知の旅』である。目的地への到達よりもさまざまな出会い、旅をすること自体に大きな意味がある」と説くと同時に「自学自習の大切さ」と「オンリーワンの精神で努力する必要性」を中・高校生らに訴えました。

ノーベル化学賞受賞者野依氏による基調講演
ノーベル化学賞受賞者野依氏による基調講演

パネルディスカッションでは、歴代の5人のメダリスト(現在大学生)が、あらかじめ寄せられた聴講者からの質問に答える形で体験談を披露しました。 メダリストたちは、「科学に興味をもったきっかけは、小学生の頃に気がついたら理科が好きになっていた」「学校では、実験の機会が少なかった。ぜひ、実験の指導を増やしてほしい」「国内選考試験に何度か挑戦し、落ちたこともあるが、挑戦すること自体に意義があると思うし、他校の生徒たちと親しくなれた」などと率直な話しぶりで、参加者の関心を引きつけていました。
歴代の国際科学オリンピックメダリストによるパネルディスカッション
歴代の国際科学オリンピックメダリストによるパネルディスカッション

第二部では、中・高校生向けのワークショップが、「化学」「生物学」「物理」「情報」「地学」と教科別に科学オリンピック参加経験者の指導で、東京大学内の教室や実験室に於いて開催。大人向けにも「化学」「生物学」「物理」の3コースが実施されました。また、安田講堂では、メダリストを中心にサイエンスコミュニケーションサークルCASTが、国際物理オリンピックの問題をテーマにサイエンスショーを披露し、親子連れを中心にした観客の盛んな拍手を浴びていました。
東京大学サイエンスコミュニケーションサークルCASTによるサイエンスショー
東京大学サイエンスコミュニケーションサークルCASTによるサイエンスショー

なお、同シンポジウムは、文部科学省、東京大学大学院理学系研究科・理学部、数学連携宇宙研究機構(IMPU)、文京区の後援、および(独)科学技術振興機構の特別協賛を得て開催されました。